文豪に愛された逸品

江戸伝承　羽二重団子　8本入り

 

 

明治期よりしばしば文学作品に登場し、夏目漱石の「吾輩は猫である」、正岡子規の句、短歌、紀行文等、和泉鏡花の短編「松の葉」、田山花袋「東京の近郊」、司馬遼太郎「坂の上の雲」等の作品に古風な餡・焼きは２種の団子描かれています。

江戸期より一貫伝承の古風な餡・焼き２種の団子は、明治期には漱石・子規らに愛好された。うるち米を団子に適した度合いで挽いた米粉を庄内から直送で仕入れ、蒸練して臼と杵で良く搗くことで、独特の粘り・歯ごたえ等の食感が生まれる。餡は北海道に産地を指定し、甘さを控えて小豆の風味を重視する。焼きは生醤油のつけ焼きで、甘いたれのみたらし系と異なり、生醤油の旨味と米の仄かな甘みの融合が独特の味を作り出す。かつて岡倉天心などの通人たちは、この焼き団子で酒を嗜んだ。

 

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